URBANO AFFARE(アルバーノ・アファーレ)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(のちのソニーモバイルコミュニケーションズジャパン、現・ソニー)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN(後のau 3G)対応携帯電話である。製造型番はSOY05(えすおーわい ぜろご)。

概要

同キャリア向けURBANOシリーズの第4弾となる音声用端末で、先々代のURBANO BARONE(SOY03)および先代のURBANO MOND(SOY04)同様、ソニー・エリクソン製となっており、先代機種のURBANO MOND同様、IPX5/IPX7等級の防水機能、およびGSMローミングに対応しているのが大きな特徴となっている。

フィーチャーフォンのURBANOシリーズとしては唯一、Snapdragon(Snapdragon S1・QSD8650)を搭載し、プラットフォームにはBrew MPから拡張したKCP3.2を採用している。高速マルチキャリアデータ通信が可能なWIN HIGH SPEED(CDMA2000 1x EV-DO MC-Rev.A)にも対応した。またMONDの純粋なシートキーからフレームレスキーに似た形状を用いたシートキーに変更された。ただし無線LAN(Wi-Fi WIN)には非対応で、またBARONEおよびMONDに搭載されていたMyWalkアプリが非搭載となった。

2012年夏モデルのURBANO PROGRESSO(KYY04・京セラ製)よりスマートフォンとして開発・発売され、また本機を最後にソニー・エリクソンはフィーチャーフォンから撤退したため、事実上、URBANOシリーズとしてもソニー・エリクソンとしても最後のフィーチャーフォンとなった。

沿革

  • 2011年(平成23年)9月26日 - KDDI、およびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズより公式発表。
  • 2011年10月27日 - 北海道・中国・四国地区にて先行発売。
  • 2011年10月28日 - 東北・関東・中部・北陸・関西・九州地区にて発売。
  • 2011年10月29日 - 沖縄地区にて発売。
  • 2012年(平成24年)7月14日 - 新色となるソリッドシルバーを全国にて一斉発売。ちなみに旧auロゴ(『au by KDDI』ロゴ)が刻印された製品としては最後の製品となる。
  • 2012年7月22日 - L800MHz帯(旧800MHz帯・CDMA Bandclass 3)エリアによる音声・通信の各サービスの停波によりそれ以降はN800MHz帯(新800MHz帯・CDMA Bandclass 0 Subclass 2)エリアおよび2GHz帯(CDMA Bandclass 6)エリアの音声・通信の各サービスで利用する事となる。
  • 2013年(平成25年)5月 - 販売終了。

主な機能・対応サービス

  • 歩数計(My Walkアプリ)
  • BRAVIAポストカード対応
  • はっきりモード
  • ゆっくりモード
  • 聞きやすいモード
  • フェイク着信
  • 通話時自動音声調整機能
  • 通話時ノイズキャンセル機能
  • 「お出かけ転送」対応(一部のソニー製Blu-ray Discレコーダーで録画した番組を本機に転送できる機能)

関連項目

  • URBANO MOND(SOY04) - 先代機種
  • G-BOOK mX

脚注

外部リンク

  • URBANO AFFARE(Sony Mobile)
  • URBANO AFFARE(au) - ウェイバックマシン(2011年9月28日アーカイブ分)



「URBANO AFFARE」フォトレビュー、高速駆動と使いやすさを追求 GIGAZINE

URBANO AFFARE 製品紹介動画 YouTube

URBANO AFFAREのインプレッションなど blog

urbano Februar 2014 by urbano Magazin Issuu

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