2006 ワールド・ベースボール・クラシック アメリカ合衆国代表(2006 - アメリカがっしゅうこくだいひょう)は、2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球のアメリカ合衆国代表チームである。

経緯

「野球の母国」として優勝候補筆頭との呼び声も高かったが、カナダや韓国に敗れるなど精彩を欠き、第2ラウンドで早々と姿を消した。

最終成績

第2ラウンド敗退(大会通算成績:3勝3敗)

第1ラウンド

POOL B を2勝1敗で2位通過。

  • 3月7日:メキシコ戦(チェイス・フィールド / 2時間6分 / 32,727人)
:マイク・ティムリン (1勝) S:ブラッド・リッジ (1S) :ロドリゴ・ロペス (1敗)
本塁打:[アメリカ] デレク・リー1号 (ソロ、ロペス) チッパー・ジョーンズ1号 (ソロ、オスカー・ビヤレアル)
アメリカは4回にリー、7回にジョーンズがそれぞれソロ本塁打を放ち、7人の投手を注ぎ込んだ小刻みなリレーで逃げ切った。
  • 3月8日:カナダ戦(チェイス・フィールド / 3時間2分 / 16,993人)
:アダム・ローウェン(1勝) S:スティーブ・グリーン(1S) :ドントレル・ウィリス(1敗)
本塁打:[カナダ] アダム・スターン1号 (ソロ、ゲーリー・マジュースキー) [アメリカ] ジェイソン・バリテック1号 (満塁、エリック・カー)
アメリカ先発のウィリスが3回途中5失点でKOされ、その後もカナダに得点を許す。5回にはバリテックが満塁本塁打を放つなど6点をあげたが、追いつくことができず敗戦。
  • 3月10日:南アフリカ戦(スコッツデール・スタジアム / 1時間47分 / 11,975人)
:ロジャー・クレメンス (1勝) :カール・マイケルズ (1敗)
本塁打:[アメリカ] リー2号 (2ラン、マイケルズ) ケン・グリフィー・ジュニア1号 (3ラン、マイケルズ)、2号(3ラン、バリー・アーミテージ)
打線が南アフリカ投手陣に18安打を浴びせ4回までに17点を奪うと、アメリカ先発のクレメンスも4回1/3を無失点に抑え、5回コールドで圧勝した。

第2ラウンド

POOL 1 で3位に終わり敗退(1勝2敗)。

  • 3月12日:日本戦(エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム / 3時間9分 / 32,896人)
:リッジ (1勝1S) :藤川球児 (1敗)
本塁打:[日本] イチロー1号 (ソロ、ジェイク・ピービー) [アメリカ] ジョーンズ2号 (ソロ、上原浩治) リー3号 (2ラン、清水直行)
初回、イチローに先頭打者本塁打を打たれるなど3点のリードを許すアメリカだが、6回にリーの2ランで同点に追いつく。8回には一時犠牲フライで勝ち越しと思われたがアウトと判定し点を許さなかった。9回にアレックス・ロドリゲスが藤川からサヨナラタイムリーを放ち、日本に辛勝した。疑わしい判定が勝利に導いた。
  • 3月13日:韓国戦(エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム / 3時間27分 / 21,288人)
:孫敏漢 (1勝) :ウィリス(2敗)
本塁打:[アメリカ] グリフィーJr.2号 (ソロ、孫) [韓国] 李承燁5号 (ソロ、ウィリス) 崔煕渉1号 (3ラン、ダン・ウィーラー)
先発ウィリスがまたも不調。李に本塁打を打たれるなど3回3失点でKOされた。守備でも3失策と奮わなかったアメリカが3-7で敗れた。
  • 3月16日:メキシコ戦(エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム / 2時間50分 / 38,284人)
:エドガー・ゴンザレス (1勝) S:デビッド・コルテス (1S) :クレメンス (1勝1敗)
3回にホルヘ・カントゥの適時打で先制を許したアメリカは、5回にも内野ゴロの間に失点。9回には一死一、二塁と逆転のチャンスを迎えたが、バーノン・ウェルズが併殺打に倒れゲームセット。アメリカ、日本、メキシコの3チームが1勝2敗で並んだが、失点率で日本が準決勝進出。アメリカは2次リーグ敗退となった。

代表メンバー

出場メンバー

予備エントリーメンバー

関連項目

  • 野球アメリカ合衆国代表
  • 2006 ワールド・ベースボール・クラシック

外部リンク

  • 2006 ワールド・ベースボール・クラシック公式ホームページによる紹介(英語)

world baseball classic 2006 champions team JAPAN

2006 WORLD BASEBALL CLASSIC NPB.jp 日本野球機構

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