『マリイング・メイデン』(原題:Marrying Maiden)は、1970年にコロンビア・レコードからリリースされた、サンフランシスコ・レコードのサイケデリック・バンド:イッツ・ア・ビューティフル・デイの2枚目のスタジオ・アルバム。創設メンバーであるボーカリスト/キーボード奏者のリンダ・ラフレイムは、この取り組みでキーボード奏者のフレッド・ウェッブと交代した。グレイトフル・デッドのギタリスト:ジェリー・ガルシアが2曲に参加し、ザ・シャーラタンズのメンバーであるリチャード・オルセンも1曲にゲストとして参加した。アルバムがリリースされて間もなく、ミッチェル・ホルマンとハル・ワグネットは、トム・ファウラーとビル・グレゴリーのベースとギターによって置き換えられた。
アルバムの内容
「ドン・アンド・デューイ」は、ディープ・パープルのインストルメンタル「ハード・ロード」(1968年)に酷似している。本アルバムの発表と相前後して、ディープ・パープルは彼等のデビュー・アルバムの収録曲「ボンベイ・コーリング」に酷似した楽曲「チャイルド・イン・タイム」を収録したアルバム『ディープ・パープル・イン・ロック』を発表した。
評論家の反応
オールミュージックのレズリー・プラナーは星5つのうちの3つを与え、次のように書いている:
トラックリスト
- 「ドン・アンド・デューイ - Don And Dewey」(デヴィッド・ラフレイム)– 5:16
- 「ザ・ドルフィンズ - The Dolphins」( フレッド・ニール )– 4:30
- 「エッセンス・オブ・ナウ - Essence Of Now」(ミッチェル・ホルマン)– 3:20
- 「ホーダウン - Hoedown」(ラフレイム)– 2:29
- 「ソープストーン・マウンテン - Soapstone Mountain」(ラフレイム)– 4:20
- 「ウェイティング・フォー・ザ・ソング - Waiting For The Song」(ハル・ワグネット)– 1:03
- 「レット・ア・ウーマン・フロー - Let A Woman Flow」(LaFlamme、Pattie Santos)– 4:04
- 「イット・カムズ・ライト・ダウン・トゥ・ユー - It Comes Right Down to You」(フレッド・ウェッブ、ロバート・ルイス)– 3:14
- 「グッド・ラヴィン - Good Lovin '」(ウェッブ、ホルマン)– 3:59
- 「ガリレオ - Galileo」(ワグネット)– 3:02
- 「太陽を覚えているかい? - Do You Remember the Sun」 (ウェブ、ルイス)– 3:14
パーソネル
イッツ・ア・ビューティフル・デイ
- デヴィッド・ラフレイム – バイオリン、ギター、フルート、リードボーカル
- ハル・ワグネット – ギター
- フレッド・ウェッブ – キーボード、ボーカル、フレンチホルン
- ミッチェル・ホルマン – ベース、ジューズ・ハープ、バッキング・ボーカル
- ヴァル・フエンテス – ドラムス、バッキング・ボーカル
- パティ・サントス – パーカッション、ボーカル
追加のミュージシャン
- ジェリー・ガルシア – ペダルスチールギター(トラック8)、バンジョー(トラック4)
- リチャード・オルセン – クラリネット(トラック8)
製作
- ブレント・デンジャーフィールド、イッツ・ア・ビューティフル・デイ – プロデューサー
- デビッド・ブラウン、ジョン・フィオーレ – エンジニア
チャートでのパフォーマンス
アルバム
脚注

![[6009] メリーペンギン](https://img.mandarake.co.jp/aucimg/9/3/0/2/0002539302.jpeg)


