関 美和(せき みわ、1965年2月-)は、日本の翻訳家、ファンドマネージャー。杏林大学外国語学部准教授。
経歴
福岡県田川市出身で、実家はチロルチョコで知られる松尾製菓。慶應義塾大学文学部・法学部卒業後、電通・スミス・バーニー(現シティグループ証券)勤務を経て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長等を務めた。
2009年より翻訳を始めて10年間で約50冊を訳した。同じ頃離婚しシングルマザーとなる。『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(日経BP/共訳)『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社)『ゼロ・トゥ・ワン──君はゼロから何を生み出せるか』(2015年ビジネス書大賞受賞)、WIRED誌元編集長クリス・アンダーソン著『MAKERS──21世紀の産業革命が始まる』等の翻訳を手掛けた。
2021年5月に、同年生まれで同じくハーバード出であるキャシー松井(ゴールドマン・サックス証券元副会長)、村上由美子(経済協力開発機構前東京センター所長)とともに、日本初のESG重視型グローバルベンチャーキャピタルファンドの「エムパワー・パートナーズ・ファンド」を始めた。
脚注




