ウツミジョーダンは日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2004年の報知オールスターカップ、北上川大賞典など。
経歴
- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ、地方競馬全国協会
2002年5月26日、盛岡競馬場のフューチャー競走でデビューし、4着。2戦目で初勝利を挙げ、2歳時は重賞の野菊賞で4着となった以外は3着以内の成績をおさめる。翌2003年、船橋競馬場・齊藤敏厩舎に移籍し、ブルーバードカップ5着、特選1着を経て転入3戦目のしらさぎ賞で重賞初勝利。続くクラウンカップを2着としたのち、南関東三冠一冠目の羽田盃に出走するもナイキアディライトの10着に終わり、休養をはさみ水沢競馬場の村上佐重喜厩舎に再転入。再転入3戦目のトパーズカップからウインターカップ、金杯と重賞を3連勝した。
2004年度は春先からしばらくはエクセレント競走とオープン特別戦中心に出走し、秋は青藍賞2着、マイルチャンピオンシップ南部杯5着と重賞を使われ、北上川大賞典ではトニージェントを差し切って勝利。南関東に遠征して彩の国浦和記念4着のあと出走の報知オールスターカップで先に抜け出したブラウンシャトレーを差し切って勝利した。いったん岩手に戻って出走の桐花賞は1番人気に支持されるも7着に終わるが、報知オールスターカップで優先出走権を得ていた川崎記念ではタイムパラドックスの3着に入る。2005年11月から2006年1月までは川崎競馬場・内田勝義厩舎に移って南関東で3戦する。村上佐重喜厩舎に二度目の再転入後の2006年秋に青藍賞を制して重賞7勝目を挙げたあとは勝ち星からは遠ざかり、2007年7月30日に登録が抹消された。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.com、地方競馬全国協会に基づく。
- 南関東限定重賞の格付けは、日刊競馬新聞社の記載に準拠
- 岩手競馬においては2016年度に重賞格付け制度が開始されるまでは重賞・特別(回次が付される)の区分であった。
引退後
引退後は宮城県の斎藤牧場で種牡馬となり、2008年に3頭に種付けし1頭が誕生。唯一の産駒は「ウツミジャクソン」と名付けられ競走馬デビューを目指したが、不出走に終わった。2011年1月に用途変更となり、以後の消息は不明。
血統表
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ


