楽田駅(がくでんえき)は、愛知県犬山市若宮にある、名鉄小牧線の駅である。駅番号はKM02。
歴史
「楽田」の地名は、大縣神社の神田で「額田」と呼ばれたことから来ているという説がある。
- 1931年(昭和6年)4月29日 - 開業。
- 2003年(平成15年)3月27日 - 無人化。券売・改札・精算を自動化し、ストアードフェアシステムを導入。SFパノラマカード、ユリカが使用可能となった。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2013年(平成25年)2月16日 - 東改札口が利用開始に伴い構内踏切が廃止。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、犬山駅管理の無人駅である。2003年までは小牧駅 - 犬山駅間の途中駅で唯一、列車交換が可能な駅だった。現在も小牧・平安通方面行きと犬山方面行きとが別のホームに発着する。なお、一部の時間帯を除いて列車の行き違いは基本的に行わない。改札口は各ホームの犬山寄りにあり、それぞれの改札口付近に自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規manaca通勤定期乗車券購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)及び自動精算機(ICカードのチャージも可能)を1台ずつ備えている。
改札内でホーム同士を移動する設備はない(かつてはホーム羽黒寄りの先端に構内踏切が存在したが、2013年2月16日に東改札口の利用開始に伴い廃止となった)。トイレは東改札口側の改札外(バス停の前)にある。1985年までは、明治村口駅(現・羽黒駅)発着列車が当駅まで回送されて折り返していた。その名残で、2番線の犬山寄りの出発信号機が現在も稼働している。
のりば
配線図
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,139人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中138位、小牧線(14駅)中9位であった。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,264人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中129位、小牧線(14駅)中6位であった。
『愛知県統計書』『愛知県統計年鑑』『犬山市の統計』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。
* 千人単位からの概算値
駅周辺
主な施設
- 駅の東側(小牧方面のホームの側)は、ロータリーがあり、ロータリー中央は駐輪置き場となっている。
- 楽田郵便局
- 敷島製パン犬山工場
- お菓子の城
- 大縣神社 - 田縣神社とともに、「豊年祭り」が有名
- 楽田城跡 - 小牧・長久手の戦いで羽柴秀吉が陣を置いた城。現存せず、跡地は楽田小学校となっているが、石碑がある。
- 駐輪場
- 愛知県道177号大県神社線
- 愛知県道27号春日井各務原線(木曽街道)
- 愛知県道176号若宮江南線
- スーパーマーケットバロー犬山楽田店
- 愛知県立犬山総合高等学校
バス
- 犬山市コミュニティバス:楽田駅東バス停
- 田県神社前駅・つつじヶ丘団地・さくら総合病院・勤労青少年ホーム・椿台団地・羽黒駅西・犬山市民文化会館経由総合犬山中央病院行き
- 大縣神社・犬山総合高校西経由田県神社前駅行き
- 県営楽田住宅・市民文化会館経由総合犬山中央病院行き
隣の駅
- 名古屋鉄道
- KM 小牧線
- 田県神社前駅(KM03) - 楽田駅(KM02) - 羽黒駅(KM01)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 学田駅 - 北海道にある同音異字の駅。
外部リンク
- 楽田駅 - 名古屋鉄道




