片浜駅(かたはまえき)は、静岡県沼津市今沢にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA04。
沼津市郊外の片浜地区にある駅。国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)3月に開業した。運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
- 1987年(昭和62年)
- 3月21日:国鉄東海道本線の沼津 - 原間に新設開業。旅客営業のみ。総工費2億7500万円全額を地元が負担した請願駅。
- 4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海が継承。
- 2007年(平成19年)2月28日:エレベーター設置。
- 2008年(平成20年)3月1日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2025年(令和7年)6月ごろ:お客様サポートサービスおよびサポートつき指定席券売機を導入し、無人化(予定)。
駅構造
ホーム
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。北側のホームは上り列車が停車する1番線、南側のホームは下り列車が停車する2番線である。ホームの有効長は10両編成分であり、2004年(平成16年)10月のダイヤ改正まで当駅を発着していたJR東日本から直通の11両編成の列車は、最後尾の車両をドアカットにしていた。
(出典:JR東海:駅構内図)
駅舎・設備
駅舎はホームの上空に設けられた橋上駅舎で、北口と南口の2つの出入口がある。駅舎とホームの間や駅舎と出入口外の間は階段で繋がっている。また、2007年(平成19年)に駅構内にエレベーターが2基設置され、ホームから駅の外へ渡されていた車椅子用スロープは撤去された。エレベーターは安倍川駅と同様の仕組みで、北口・駅舎間用と駅舎・1番線間用を兼ねるものと、南口・駅舎間用と駅舎・2番線間用を兼ねるものがある。
駅舎内部にはJR全線きっぷうりばや自動券売機があり、改札内にはトイレが設置されている。改札口には扉が省略された簡易型の自動改札機が導入されているが、有人の出札窓口もある。当駅は沼津駅が管理する業務委託駅であり、駅業務は委託先のJR東海交通事業の係員が担当している。ただし、夜間は係員が配置されない無人駅となっている。
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は4,441人である。
近年の推移は以下のとおりである。
駅周辺
駅周辺は沼津市郊外の住宅地である。
北側の出口を出ると小さな路地に出る。今沢団地へは北側の出口が近い。南側の出口を出ると整備された駅前広場に出る。駅前広場にはバスなどが発着するほか、交番(沼津警察署片浜交番)がある。駅前広場を出ると旧東海道(旧国道1号線)があり、すぐそばには西友松長店がある。また少し離れるが片浜市民窓口事務所もある。
バス路線
「片浜駅」停留所にて、富士急シティバスが運行する路線バスが発着している。
- 1番乗り場
- 943 東海道線(原線):東田子浦駅
- H42 沼津市コミュニティバスららぽーと・原団地・原駅線:原駅
- K47 片浜・柳沢線:柳沢
- 2番乗り場
- 943・944 東海道線(原線/沼津駅・片浜駅線):沼津駅
- H42 沼津市コミュニティバスららぽーと・原団地・原駅線:ららぽーと沼津
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CA 東海道本線
- ■快速(臨時列車扱い、下りのみ運転)・■普通
- 沼津駅 (CA03) - 片浜駅 (CA04) - 原駅 (CA05)
- ■快速(臨時列車扱い、下りのみ運転)・■普通
脚注
注釈
出典
- 静岡県統計年鑑
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- JR東海 片浜駅

![片浜駅[CA04]](http://tabikiseki.web.fc2.com/company/jrcentral/shizuoka/katahama/katahama07.jpg)


