木曽 直次郎(きそ なおじろう、生没年不詳)とは明治時代の東京の地本問屋。
来歴
明治10年代に東京府京橋区弓町19番地において地本問屋を営業している。楊洲周延、細木年一の錦絵を出版している。なお、年一の「諸工職業競」シリーズの画中には「京橋区南紺屋町廿六番地 木曽直次良」とある。
作品
- 楊洲周延 「江の島まふで」 大判3枚続 明治11年(1878年)
- 細木年一 「諸工職業競」 大判揃物 明治12年(1879年) 江戸東京博物館、国文学研究資料館など所蔵
参考文献
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第3巻 大修館書店、1982年 ※137頁




