四環系抗うつ薬(よんかんけいこううつやく、英: tetracyclic antidepressant)は、抗うつ薬の種類の一つ。四環系とは、薬剤の分子構造中に連なった環状構造が4つあることに由来している(三環系抗うつ薬と比較のこと)。

三環系やSSRI、SNRIと比較すると即効性があり、飲み始めてから4日程度で効果が発現する。三環系と同様に、抗コリン作用による副作用(口渇、排尿困難など)を伴う場合があるが、三環系抗うつ薬に比べて軽いことが特徴とされる。

薬剤名

一般名(商品名)という形式で、具体的薬剤を列挙する。

  • マプロチリン(ルジオミール)
  • ミアンセリン(テトラミド)
  • セチプチリン(テシプール)
  • ミルタザピン(リフレックス、レメロン)(添付文書はNaSSAに分類しているが、化学構造的には四環系である)

出典

関連項目

  • 抗うつ薬
  • うつ病
  • 抗不安薬

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